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    女性役員増と秋闘構想/全労連評議員会で決定へ

     全労連は7月の評議員会で、ジェンダー平等推進委員会の立ち上げを決める。秋の闘争では、医療・介護・保健所の削減をやめるよう求める「いのちを守る緊急行動」を展開。年末一時金闘争では「すべての非正規労働者にボーナスを」と訴える一大キャンペーンを構想している。

     大会に準じる評議員会の女性比率は現在10パーセント台半ば。議案では「女性組合員の参加が可能な組織づくりの検討と実践を強める」とし、役員の女性比率向上を目指す。

     秋には、医療従事者や患者、家族が「コロナ禍で私が経験したこと」を手紙に書いて菅義偉首相に届ける社会運動を提起。2022春闘の「前哨戦」として年末一時金闘争を位置づけ、「ボーナスゼロをなくそう」キャンペーンを展開する方針構想案を提起している。