連合が6月17日開いた中央執行委員会に立憲民主党の枝野幸男代表が出席し、共産党との連立政権は「考えていない」と述べた。これについて神津里季生会長は会見で「当然だ。共産党との連立政権はあり得ないと言ってきた。(立憲民主の候補者が共産と政策協定を結んだ)参院補欠選・長野選挙区で齟齬(そご)があったが、枝野氏が明確に踏み込んだことは評価したい」と語った。
枝野代表は「(共産党とは)パーシャル(部分的)な連携」に努力するとも発言。神津会長は政策ごとの協力は認めつつ「何をもって閣外協力というのか。曖昧模糊(もこ)としている」と言葉を選んだ。
今後、選挙区ごとに地方連合が候補者選定や政策協定を行うことになる。長野と同様の「齟齬」が生じた場合には、「即刻連絡を取り合うことになる」と対応を強める姿勢を示した。
コメントをお書きください