全労連と純中立労組でつくる国民春闘共闘委員会が5月13日時点での第6回賃上げ集計を発表した。単純平均は4783円(1・86%)で昨年同期と比べて199円のマイナス。加重平均は5722円(1・94%)で同270円の減となった。
昨年実績との比較が可能な組合(432組合)では、マイナス95円と微減にとどめているのが特徴だ。
有額回答を引き出したのは596組合。昨年同期の480組合を上回る。うち、2次回答以上を引き出したのは126組合で、昨年(107組合)より多い。
非正規労働者については、10単産161組合から364件の報告があった。時給制労働者では、引き上げ額がわかる137件の単純平均が17・8円。昨年の最終実績26・8円からは大きく落ち込んでいる。
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