ジョージア(旧グルジア)の肥料工場の労働者約2千人が、1週間のストライキを経て30%近い賃上げを勝ち取った。
2016年以降、物価が27%上昇したが、その間、わずかな賃上げが1度あっただけ。もともと低賃金だったことから、4月27日に賃上げを求めてストに入り、3日後には工場が完全にストップした。
経営側は、月収1千ラリ(約3万1千円)未満の労働者に32%の賃上げを実施する内容で合意。組合員は5月3日、職場に戻った。 加えて、イースター手当やスト期間中の賃金支払いにも同意した。今後、労働条件の向上について誠実に話し合うことや、団結権を尊重することを約束したことで、新たに500人が組合に加入した。
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