全労連と純中立労組でつくる国民春闘共闘委員会が4月8日時点での第4回賃上げ集計を発表した。単純平均で4896円(昨年同期比52円プラス)、加重平均で5432円(同896円マイナス)となった。
加重平均でのマイナスは、比較的組合員の多い組合がやや苦戦していることを示している。
非正規労働者の回答は、時給制で14・9円(昨年最終結果は26・8円)、率で1・23%(同2・99%)。月給制は2440円(同2837円)、率で1・39%(同1・28%)だ。時給制の回答が昨年を大きく下回っている。
全体で回答引き出し組合は758組合で、昨年同期より少ない。一方、有額回答を引き出した組合数は487組合で、昨年同期(442組合)を上回って推移している。
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