南アフリカの衣料・繊維関係の労使団体は4月6日、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を促進することで合意した。そのため、政府との緊密な関係づくりも進める。
南アでは、医療従事者約28万人がワクチン接種を済ませている。労使合意は、縫製工場の労働者の80%接種を目標に掲げて努力することを明記。ワクチン接種が始まった場合には、接種した労働者と未接種の労働者を差別しないことも確認した。
政府に対しては、ワクチンの国内生産や輸入などを通じて確保を急ぐよう求めている。
労組は「合意できたことはコロナと闘う上で重要なステップ。経営者団体の姿勢を評価する」と語った。
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