「機関紙連合通信社」は労働組合や市民団体の新聞編集向けに記事を配信しています

    結成60周年の式典開催/KAKKIN

     核兵器廃絶・平和建設国民会議(KAKKIN)は1月29日、全国代表者会議の後にオンラインで結成60周年記念式典を開いた。

     UAゼンセンの松浦昭彦会長(KAKKIN副議長)はあいさつで、「米国のバイデン新政権が核兵器廃絶に積極的な姿勢を示すのか、それが原子力政策にどうつながるのか注目している。(8月開催予定の)核不拡散条約(NPT)再検討会議での大きな前進を期待する。それがしっかり進まないから『禁止条約』という状況になるのだろう。北朝鮮などの動向を踏まえながら、(核兵器廃絶の)理想に向けてどう進めるのか、KAKKIN内で議論していく」と述べた。

     連合の逢見直人会長代行や自民党、公明党、国民民主党の国会議員が出席。自民党幹事長の二階俊博衆院議員からもメッセージが寄せられた。