ニュージーランドでこのほど、最低賃金額が時間当たり20NZドル(約1480円)に引き上げられることが確定した。現行より80円のアップとなる。実施は4月1日。
ナショナルセンターのニュージーランド労働組合評議会(NZCTU)はこれを歓迎。「少なくない国民が貧困状況で暮らしており、最賃引き上げは大きな成果だ」と指摘している。20NZドル達成は、政権に就く前の労働党が公約していた。
同評議会のリチャード・ワグスタッフ会長は「最賃引き上げは地域社会にとってプラスの効果がある。さらに公共部門へも『暮らせる賃金』を広げていくことを期待したい」と語っている。
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