アルゼンチン議会は11月11日、国際労働機関(ILO)の「暴力およびハラスメント撤廃条約」について、ほぼ全会一致で批准を決めた。これで批准国はウルグアイ、フィジーと合わせて3カ国になった。
正式名称は「仕事の世界における暴力およびハラスメントの撤廃に関する条約」。2019年6月のILO総会で採択された。2カ国が批准した時点で発効(21年6月25日)が確定している。
国際運輸労連はアルゼンチンの批准を歓迎し「格差是正との闘いや、暴力・ハラスメントの削減を目指す上で重要。コロナ禍の下、女性たちが不公正な扱いに苦しんでいるだけに、なおさらだ」と指摘した。
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