ミャンマーでは9月以降、新型コロナウイルス感染者が急増し、ヤンゴン市でも部分的な都市封鎖が行われている。そうした中、操業が再開した縫製業では防護服やゴーグル、フェイスシールドなどを無料で従業員に配布。従業員同士の距離を確保できるよう、作業所や食堂のテーブルなどの配置を変更する措置を取ることになった。
政労使の協議に基づき、保健・スポーツ省が出した健康確保の通知に基づく措置。これを受けて、縫製業の労使が話し合い、具体的な対策を行った。
労働組合は「労使交渉で安全対策の強化を求め、それが結実した。職場の安全がより確保されることになるだろう。国内外の職場で参考にしてほしい」と語っている。
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