ヒバクシャ国際署名連絡会は、国連での核兵器禁止条約採択から3年を迎えた7月7日、年内の条約発効を目指して運動の加速を呼び掛ける談話を発表した。
核兵器禁止条約は17年に国連で採択され、現在38カ国が批准。条約発効に必要な50カ国まであと12カ国と迫っている。談話は、核保有国やその同盟国の激しい抵抗によって「(批准が)期待されたような速さでは進んでいない」と懸念を表明しつつ、新型コロナウイルスの世界的な大流行によって活動が制限される中でも、オンラインで被爆者と若者が対話するなど新しい動きが始まっていることを紹介。
今秋の国連総会を署名の最終提出の場と定め、国際連帯と署名活動の加速を訴えた。
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