インドの縫製工場で働く多数の女性労働者が6月10日、1200人もの解雇通告に抗議し、夜を徹して工場前に座り込んだ。
この企業はユーロ・クロージング・カンパニー(ECC‐2)。世界の有名衣料ブランド向けに製造している。新型コロナウイルス感染拡大の影響で休業していたが、ロックダウン(都市閉鎖)が終了したことで5月5日に操業を再開。その際、交通事情で全従業員が勤務できないことなどを理由に、一部を残して工場を閉鎖すると通告した。
組合は「一方的な解雇通告は労働法違反。新型コロナを口実に、組合組織のある工場をつぶすのが真の狙いだ」と指摘。解雇撤回を求めている。
コメントをお書きください