連合の神津里季生会長は2月20日、新型コロナウイルスの感染拡大による春闘交渉への影響を問われ、「足下の事情で右往左往するとは思っていない。私たちの考え方に沿って交渉を展開していく」と語った。
神津会長はこうも述べた。「短期の動向に影響されたのはかつてのインフレ時代の春闘だ。今の春闘はコンセプトが違う。経営側にはいろんな意見があると思うが、6年間続けてきた賃上げの流れを止めてしまうのは、愚かなことであり、自分で自分の首を締めることだ」。さらに膨大な内部留保にも再び言及し「法人税減税もあった。使うべき時に使わなければ何のために蓄積するのかということになる。経営側に厳しい姿勢を突きつけてほしい」と思いを語った。
連合は3月末まで、大規模な屋内外イベントなどの中止を確認した。組織内の会合は通常通り行う。
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