インドネシアのタピオカ工場労働者が、工場閉鎖の不当性を訴えて約4年間、闘い続けている。組合(SBMUJA)の要求はまともな団体交渉の開催だ。
国際食品労連(IUF)が2月20日付ニュースで紹介した。
それによると、工場は2016年5月に突然閉鎖された。事前の通告も交渉もないままだった。組合は「工場閉鎖によって家族を含めて数百人が大きな影響を受けた。労働基本権の侵害であり、組合にちゃんと説明すべきだ」と訴えているが、会社は応えようとしていない。
工場は、パイナップル缶詰の輸出を行っているグレート・ジャイアント・パイナップル社の100%子会社。いずれも大手グンヌン・セウグループの企業である。
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