南米のウルグアイが国際労働機関(ILO)の暴力とハラスメントに関する190号条約の批准第1号となった。批准のための法案が昨年12月17日、全会一致で成立したという。製造業関係の国際労働団体インダストリオールが1月16日付ニュースで報じている。
同大統領府は「条約を批准した以上、わが国は仕事に関連した暴力とハラスメントを防止・削減するため、ジェンダー平等に向けて、包括的で一貫した取り組みを進めなければならない」との声明を発表した。
同国の金属労組(UNTMRA)は「セクハラ被害に遭っている労働者は少なくない。条約批准は暴力のない社会を目指して闘う上でとても重要だ」と話している。
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