オーストラリア労働組合評議会(ACTU)は、アジア諸国をはじめ全世界がアスベスト禁止に取り組むよう、モリソン政権にリーダーシップ発揮を求めている。特に世界第2位の輸入国インドネシアの政策転換が必要という。
世界では毎年、約22万人がアスベスト関連の病気で死亡。うち6万人がアジアである。
オーストラリアではアスベストが禁止されているものの、隣国のインドネシアから違法に輸入されている実態もある。ACTUは「全世界で採掘と製造、取引を禁止しない限り、こうした密輸はなくならない。モリソン政府はアジア諸国の人々の健康を守るため、リーダーシップを発揮すべきだ」と訴えている。
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