大手IT企業オラクル(本社米国)の韓国法人が10月初め、労使協定を締結し労働組合を正式に承認した。1年半に及ぶストライキの結果である。
韓国オラクルは当初、組合を認めず、交渉にも応じなかった。組合は社前に中古バスをとめて組合事務所として活用。ストを継続する拠点にした。
協定は新たな組合事務所の設置と、勤務時間中の組合活動を認めた。組合役員に対する報復的な賃金削減をしないことも保障した。 サービス業関係の国際労組ユニオンネットワーク・インターナショナル(UNI)は「中古バスを使ったユニークな戦術は、人目を引き注目された。会社も困ったのだろう」と指摘し、組合の頑張りをたたえた。
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