東京都教職員組合(都教組)は10月31日、公立学校教員への1年単位の変形労働時間制の導入反対などを訴える署名を都内のJR四ツ谷駅前で呼びかけた。駅前を行き交う幅広い世代の人が耳を傾け、署名に応じていた。
組合員の男性は、変形労働で夏休み期間に休日がまとめ取りできるという政府の説明について「教員は夏に休めると決めつけているが、部活や補習、プール指導など、業務がいっぱいだ。そもそも休日まとめ取りで疲労が回復できるはずがない」と批判し、1日8時間労働が原則であり、教員の増員と業務削減こそが長時間労働の是正策だと訴えた。
〈写真〉立ち止まった女性に署名の説明をする組合員(10月31日、都内)
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