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    劣悪な処遇の実態訴え/国公労連がパンフ制作/非正規職員4人の手記を掲載

     国公労連はこのほど、非正規公務員の劣悪な状況を広く訴えるため、漫画入りのパンフレットを制作した。タイトルは「非正規公務員を差別しないで――国の非常勤職員の手記」。国会議員に制度改善を訴える際などに活用する。ホームページ(kokkororen.com)でも閲覧可能だ。

     国の職場では4人に1人の割合で非正規公務員が働いている。処遇の低さに加え、ハローワークなどの非正規職員(期間業務職員)が「公募」を強いられていることを問題視。3年ごとの更新時期に一般求職者と一緒に「応募」させる仕組みで、経験や専門性を軽んじる手法だと批判し、撤廃を求めている。

     パンフは4人の手記を載せており、「公募のストレスで精神疾患に」「仕事は続くのに実績を見ずにクビ」などと訴えている。

     

    〈資料〉国公労連パンフレットの表紙