国際食品労連(IUF)は、欧州最大規模の乳製品メーカー、アーラフーズ(デンマーク)との間でセクシャルハラスメント防止協定を結んだ。
協定はセクハラを「性差に基づく暴力であり性差別」と規定。職場でセクハラを防ぐための手段や手続きについて定めている。加盟組合と同社の地域事業所が交渉することも保障しているのが特徴だ。
IUFはこれまで、チキータやユニリーバといった企業とセクハラ防止協定を結んでいるが、国際的に事業を展開している乳製品メーカーとの締結は初めて。同社は酪農協同組合を母体とする企業で、ミルクやチーズ、バター、粉乳などを生産。欧州だけでなく、米国やアジアなどにも進出している。
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