連合が加盟する国際労働組合総連合(ITUC)は、国連人権理事会による毒性物質の規制強化を求める決議採択を歓迎している。ITUCの10月1日付ニュースが報じた。
ITUCによれば、11秒間に1人の割合で毒性物質による死亡事故が起きている。シャラン・バロウ書記長は「全ての労働者が毒性物質から守られなければならない。消防士や美容師、工場労働者などは現実に生命の危険にさらされている。今回の決議採択に敬意を表したい」とコメントした。
その上で、職業性がんの撲滅に向けて今回の決議を前に進めなければならないと述べ、働く者の犠牲の上に利益を上げている企業への適切な規制が必要だと訴えている。
コメントをお書きください