北アイルランドで操業していた造船所が今年8月、破産を申告したことで雇用が危ぶまれていたが、このほど、別会社が同社を買収して雇用が維持された。労働組合は資産を守るため9週間にわたり職場占拠を続けていた。
破産したのは英国企業のハートランド・アンド・ウルフ。ノルウェーの親会社が倒産し、影響を受けた形だ。労働組合のユナイトとGMBは120人の雇用を守ろうと、8月から職場占拠に入っていた。その後、英国のインフラストラタ社が買収し、決着した。
組合は、新しい企業と雇用継続に関する契約を締結。労働者は近く、仕事に戻る予定だという。
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