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    教員の変形労働撤回を/緊急署名スタート

     公立学校教員に1年単位の変形労働時間制を導入する改正案の撤回を求める緊急署名運動が9月16日、始まった。ツイッターで長時間労働問題を訴えている現職教員の斉藤ひでみさんと、中学校教員だった夫を過労で亡くした遺族の工藤祥子さんが呼びかけた。1次集約は10月3日で、国会に提出する。

     斉藤さんは、1日当たりの所定労働時間を長くする変形労働制では、残業時間を少なく見せることが可能だが、過酷な長時間労働の実態はむしろ悪化すると警鐘を鳴らした。

     賛同者からは「法案が通れば教師を辞める」などの意見や、育児・介護との両立が困難という声も寄せられている。

     署名はインターネット署名サイトChange.orgで呼びかけている。

     

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    コメント: 1
    • #1

      小川司 (金曜日, 25 10月 2019 20:56)

      教員の仕事があまりにも過酷で、精神的に病んでしまう人がたくさん出たり、自殺をする人もいる。そんな中でお金をかけずに、人を増やさずにさらに過酷な仕事をさせようと施策は今すぐやめなければいけません。人を増やすことで解決できることがほとんどです。すると子どもへの教育活動も活き活きとしたものになり、一番利益を受けるのは、国民である、私たちです。