UAゼンセンの松浦昭彦会長は9月10日、定期大会のあいさつで、連合と核兵器廃絶・平和建設国民会議(KAKKIN)、原水爆禁止日本国民会議(原水禁)の3団体が取り組む「核兵器廃絶を求める1000万署名活動」の推進を呼びかけた。署名は、2017年に国連で採択された核兵器禁止条約の早急な批准を政府に求めている。
5年ごとに行われる核不拡散条約(NPT)再検討会議が国連本部で来年開催され、核兵器保有国と非保有国が参加し核軍縮について話し合う。同会長は「この会議に1千万筆の署名を集めて核兵器廃絶への強力な後押しをしようという活動だ。UAゼンセンとして250万筆の署名を目標とした。過去に例のない規模だが、核兵器のない世界を願う思いを全ての組合員が共有し、家族を含め、全面的な協力を」と呼びかけた。
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