アマゾン川流域で広がる森林火災について、国際労働組合総連合(ITUC)はブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領を厳しく批判している。8月26日付の同労組ニュースが伝えた。
それによると、ボルソナロ大統領は気候変動に関する科学的知見を否定。同国の環境保護政策も次々に解体してきたという。シャラン・バロウ書記長は、その結果が今回の大火災だとし、ブラジルだけでなく、流域住民や地球全体にとって許されないことだと指摘した。
大統領は2018年10月の選挙で「アマゾンの収奪」を公約。違法な森林伐採方針に対し国際的な抗議が集中したものの、無視。政権に就くや、「反環境保護」を主張する人物を大臣にしていた。
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