8月14日のメモリアルデー集会では、慰安婦問題に関する学生の調査が報告された。対象は都内の大学でジェンダー学やアジア史などを履修している学生308人。
それによると、「慰安婦が実際にいたと思う」は、約8割に上った。「慰安婦問題を日本が謝罪したか」については、「はい」が45%、「いいえ」が40%でほぼ二分。「その他」の意見として「政府間での合意はあったと思うが被害者が納得したかは疑わしい」などの考えも示された。
報告した「希望のたね基金」の阿部あやなさんは、慰安婦が教科書から削除されたことに懸念を示し(1)歴史教育の見直し(2)フェイクニュースへの対抗(3)人権や差別に対する認識の向上――が今後の課題だと指摘した。
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