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    核兵器禁止条約の批准求める/原水爆禁止世界大会

     一瞬にして多くの命を奪い、生存者には過酷な放射線障害を負わせた原爆投下から74年。広島と長崎で原水爆禁止世界大会や集会が開かれた。核保有国が「使える核兵器」の開発を進める中、2017年に国連総会で採択された核兵器禁止条約の批准と発効を目指す取り組みが提起された。広島・長崎の両市長がそろって条約批准を促す中、条約に背を向け続ける日本政府への批判が相次いだ。