連合は8月6日、東京のJR御茶ノ水駅前で「核兵器廃絶1000万署名」を呼びかけた。日本政府に対し早急に核兵器禁止条約批准などを求める内容だ。
連合は今年、広島と長崎に原爆が投下された日を中心に、初めて全国一斉街頭宣伝行動を提起している。
神津里季生会長は「核兵器は『核抑止力、必要悪』といわれるが、それは本当だろうか」と問いかけた。その上で、こう訴えた。
「自国第一主義、自分の国だけが良ければそれでいいという風潮が広がりつつある世界で、1万4千発もある核弾頭が使われない保障がどこにあるのだろうか。核兵器を持っている以上、使ってしまう恐れがあることを共有しなければいけない。(核兵器廃絶は)為政者に任せていても進まない。私たち一人一人が声をあげなくてはならない」
〈↑写真〉うだるような暑さの中、神津会長がマイクを握り、核兵器廃絶1000万署名への協力を呼びかけた(8月6日、都内)
〈写真→〉親子連れや小学生、会社員などが次々に署名に応じた(8月6日、都内)
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