「機関紙連合通信社」は労働組合や市民団体の新聞編集向けに記事を配信しています

    立憲・国民で明暗分かれる/連合組織内候補/参院選で10人中8人が当選

     7月21日投開票された第25回参議院選挙で、連合の組織内候補(比例代表)は10人中8人が当選した。立憲民主党からの候補者は全員当選。国民民主党の候補者は得票数25万票を超えた3人が当選したが、2人が涙をのんだ。所属政党により明暗が分かれた。

     立憲民主党の候補は、自治労、日教組、JP労組、情報労連、私鉄総連と旧総評系の5産別が候補を擁立。多くが前回の2016年参議院選挙から得票数を減らし、10万~15万票余だったが、全員当選した。私鉄総連は前回の雪辱を果たし、2010年に勇退した社民党議員以来の議席獲得となった。

     国民民主党は、UAゼンセン、自動車総連、電力総連が25万票以上を確保し当選した。UAゼンセンは16年比で6万票超の増。電機連合は20万票近くを得ながらも、二期目の現職を落とした。JAMは、前回途切れた基幹労連との協力関係を復活させ、16年比で票数を3万票以上増やしたが及ばなかった。

     

    コメントをお書きください

    コメント: 1
    • #1

      ゆう (土曜日, 16 7月 2022 09:30)

      立憲民主党と国民民主党同じ野党でありながら、保守の自民の意見に
      賛成するなんて考えられない。