英国の労働組合の組織率が2年連続で上昇した。5月末に政府が発表した統計では、2017~18年に組合員が10万3千人増えて635万人になった。組織率は23・4%。
ここ数年は女性組合員が増加傾向にあり、今回も男性を上回る26・2%。イングランド北東部と北西部の組織率が最も高く、28%を超える。ロンドンは18・2%。
官公部門の組織率が引き続き高く、今回は約15万人増えて52・5%となった。民間部門は4万7千人減り、13・2%だった。
年齢別では、全体の8割近くが35歳以上で、16~24歳の層はわずか4・4%。人種別でみると、黒人層の加入率が27・1%で、白人層の23・8%を上回る。アジア系は下位の18%。
大卒か、それに相応する資格を持つ組合員が全体の6割を占めている。
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