米運輸省自動車運搬安全局が大型トレーラー免許の取得条件を緩和しようとしていることを、運輸関係労組チームスターズが問題視している。21歳以上だった取得条件を18歳に引き下げるもので、ジム・ホッファ会長は「他のドライバーを危険にさらすものだ」と批判した。
同労組が5月20日付ニュースで報じた。運輸省は昨夏、軍隊経験があることを条件に18~20歳の免許取得を認めた。今回は経験のない若者にも広げるという。
ホッファ会長は「政府は人手不足対策だというが、離職者が相次いでいるのは低賃金と労働環境の悪さが原因であり、(その問題を放置して)いたずらに規制を緩和すべきでない」と訴えている。
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