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    海外労働短信/紛争解決委員会を設置/ケニアのホテル産業労使

     ケニアのホテル・レストラン労組(KUDHEIHA)がこのほど、業界団体(KHCA)との間で2年間の労働協約を締結した。賃上げと併せ、労使同数の委員からなる紛争解決委員会を設置したのが特徴。

     新協約は、ホテルをはじめ180ある宿泊施設で働く労働者に適用される。同委員会は毎月開催され、組合員にかかわるさまざまな問題について協議する。

     賃上げは、1919年に10%、20年に8・5%とすることで合意した。