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    海外労働短信/労組が緊縮政策を批判/エクアドル

     エクアドル政府が国際通貨基金(IMF)と結んだ緊縮財政計画について、国際労働組合総連合(ITUC)のシャラン・バロウ書記長は「公共サービスを拡充して貧困を削減してきた流れを台無しにする内容であり、再考が必要」と厳しく批判している。

     ITUCが5月7日付ニュースで報じている。今回の緊縮計画が実施されると、公共サービス部門で数十万人分の雇用や賃金が削減される。労働法の規制緩和によるダメージも大きいという。