オーストラリア統計局がこのほど発表したデータで、ダブルジョブをしている労働者の賃金は、単一の仕事に就いている労働者に比べて年間約30万5千円も低いことが分かった。オーストラリア労働組合評議会(ACTU)は「保守系のモリソン政権がこうした低賃金労働者を拡大した」と批判している。
統計局データによると、ダブルジョブをしている労働者の年収(中央値)は約356万2千円で、単一仕事の労働者は386万7千円だった。
オーストラリアでは生活を維持するため、労働者全体の15%が複数の仕事に就いていることも明らかになった。
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