欧州労連(ETUC)は欧州委員会などがあるベルギーの首都ブリュッセルで4月26日に行われるデモへの参加を呼びかけている。欧州議会選挙(5月23~26日)で民主主義や平等、より高い賃金・年金などの要求を実現できる議会をつくろうという訴えだ。
欧州公務労連(EPSU)もデモに参加するとし「今度の選挙には欧州連合と私たちの未来がかかっている。質の高い公共サービスを守ることが必要で、経営者や金持ちのための欧州連合にしてはならない」という。
この日のデモについてはこう指摘している。
「賃金や年金の引き下げによる底辺への競争という処方箋では、私たちが直面している諸問題を解決することにはならない。そのことを右派の人々に対し、目に見える形で示そう」
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