国際産別のインダストリオールとUNI(ユニオン・ネットワーク・インターナショナル)が共同して、工業用手袋などを製造しているキンバリークラークのリストラ計画に反対している。
同社はオーストラリア工場(220人)の閉鎖と英国工場(130人)のリストラを発表した。昨年の米国の3工場とブラジル工場、ドミニカ工場の閉鎖に次ぐものだ。昨年発表したリストラ計画は「3年間で10工場を閉鎖し、5500人を解雇する」という内容。どの工場を閉めるかは明確にしていなかった。
両労組は、事前協議もなく一方的に工場閉鎖を通告するのは協約違反だと批判し、建設的な労使の話し合いを要求。4月11日を起点に国際キャンペーンもスタートさせた。
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