連合は4月5日、同3日時点の回答集計を公表した。3月22日の第2回集計を額・率ともに上回っている。300人未満の中小労組について近年の同時期の回答と比較すると、2014年のベア春闘再開以来最も高い水準となっていることが特徴。
回答を得た2276組合の加重平均は、昨年同期(2566組合)を150円、0・02ポイント上回る6412円(2・15%)。300人未満の中小は同52円、0・01ポイント上回る5232円(2・07%)となった。中小は2・02%だった前回集計を0・05ポイント押し上げる異例の傾向を示している。
神津里季生会長は「大変元気の出る回答状況」「それぞれの構成組織が『賃金は上がるもの』という常識を取り戻そうと奮闘していることの表れ。これからが正念場だ」と語った。
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