過労死ありきで議論が進められ、時間外上限1860時間が盛り込まれた。過労死の犠牲者を生まないようにする取り組みなら理解できるが、過労死水準で働くリスクの説明もなく、残念としか言いようがない。(上限1860時間の説明が不十分として)2月に東京大学大学院教授の渋谷健司委員が辞任したことの意味は重いと思う。
時間外上限を設けたことや、国民の理解(促進)を盛り込んだことは後退とは思わないが、もっと前進させるためにできることがあるのではないか。
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