私鉄総連の大手組合は3月14日、一斉に回答を引き出した。賃金・臨時給の水準について総連中央執行委員会は「回答表示に課題は残しながらも実質的な賃上げを獲得した」と評価している。前年実績をほぼ確保したもようだ。
大手組合は堅調な企業業績を踏まえて(1)組合員の努力の積み重ね(2)厳しい生活実態(3)人への投資(4)人材確保も含めた賃上げの必要性――を主張。最終盤には前年実績確保を目指して追い込みを図った。
大手回答を受け、中小・ハイタク労組は3月19日に回答を引き出した。同21日時点では、大手を含む228組合中、180組合が解決している。
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