連合は3月15日、春闘の集中回答日を含む3月第3週の賃上げ回答集計をまとめた。組合員1人当たりの加重平均は6653円(2・16%)。金額では昨年同期比で138円の増、引き上げ率は同率となっている。神津里季生会長は「ここから先が肝心。中堅・中小につながる回答だと思う」と語った。
賃上げ分を明確に把握できる405組合の賃金改善(ベア)分は、加重平均で1896円。前年同期比では323円の減。組合員300人未満の142組合は1442円で同309円減となっている。一方、組合員千人以上の156組合の平均は同352円減の1933円。
非正規労働者の賃上げでは、時給制で68組合の回答を集計した。組合あたりの単純平均は29・56円で、昨年同期をわずかに上回っている。月給制は21組合で5606円。
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