映画演劇労働組合連合会(映演労連)加盟の松竹労組東京分会は3月14日、25分間のストライキを決行し、約100人が本社敷地内で集会を開いた。
今春闘で組合は社員3万円、勤続1年以上のフルタイム有期雇用社員らについては2万円などを要求。アンケートでは「生活費が足りない」が85%に上った結果を踏まえ、一時金よりも月額増を重視する。会社側は4月10日に回答予定だ。
岩田康平東京分会委員長は残業の上限規制など、改正労働基準法への対応が重点課題と訴えた。「(会社が行っている)長時間労働者への注意メール送信は法令順守のための対応だと言うが、(むしろ)サービス残業を助長していないか」と問いかけ、労使交渉で働きやすい職場環境を目指すと述べた。
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