UAゼンセンは3月7日、19年賃金闘争の妥結第1号を発表した。青森県のMCCユニテックユニオン(化学部門)で、ベア5090円(2・03%)を獲得。定期昇給に相当する賃金体系維持原資と合わせ、1万241円(4・08%)となっている。
同社は三菱ケミカルの100%出資子会社。化成品や環境測定、下水道処理施設などを手掛けている。妥結第1号は例年、流通やサービス部門の労組が多いが、今回は製造部門となった。
UAゼンセンは、組合に賃上げ回答があった場合、本部の会長が妥結するかどうかを決める闘争スタイルを取っている。
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