バングラデシュの縫製工場労働者約5万人が昨年12月以降、最低賃金引き上げを求めてデモなどを繰り広げた。政府は今年2月、組合幹部らを逮捕し、1万人以上が解雇される事態になっている。
解雇されたのは、勤続年数が比較的長いベテラン労働者たち。残った労働者らは「最賃引き上げを要求し続けると暴力で脅される」と訴えている。実際、雇われ暴力組織のメンバーによって脅されるケースが生まれている。
組合は「組合役員への暴力やハラスメントをやめ、解雇や出勤停止の措置を是正すべきだ」と訴えている。
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