人造鉱物繊維や絶縁体を製造しているトルコのイゾカム社で、労働者が12日間のストライキを経て賃上げをはじめとする処遇改善を勝ち取った。1月30日付で製造業関係の国際産別インダストリオールのホームページニュースが報じた。
それによると、組合は交渉が決裂した1月18日にストに突入。グラスウールなどを製造している二つの工場の操業を止めた。 労使合意の内容は(1)年4回の一時金支給(2)有給休暇の日数増(3)高額の旅行手当と衣服手当支給(4)大幅賃上げ(5)契約労働者の段階的な正規化――などだ。
上部団体のインダストリオールは「労使合意の内容は大きな成果。今後も労使が真摯(しんし)に対話を続けることを期待する」と語っている。
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