米国アイオワ州シーダーラピッズにある食品大手ゼネラル・ミルズの工場で1月9日、労働組合が結成され、承認された。
同社はシリアルやスナック菓子、アイスクリームなどを製造している。全世界に4万人の従業員がおり、近年はコスト削減のため5千人を解雇している。
アイオワ州の工場では500人が働いている。労働者らは手当のカットや派遣労働者の導入を契機に、労働組合の必要性を痛感したのだという。上部団体の食品関係労組(RWDSU)のスチュアート・アッペルバウム会長は「自らを守るためには、みんなで労働組合をつくるのが最も良い方法だということをあらためて示している」と語った。
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