全労連はこのほど、SNSのツイッター(短文投稿サイト)を「強力な情報発信ツール」として活用するためのマニュアルを作成した。基本操作から利用上の注意、実際の活用例を紹介している。現場の実態や、労働組合が勝ち取った成果を瞬時に発信することで、組合を知らない未組織労働者にも広く知らせ、つながろうと呼びかけている。
タイトルは「労働組合活動におけるSNS活用のススメ」で、内容はツイッターに絞っている。最大140文字という短文で、情報の受け手からさらにその次の受け手へと拡散する効果は他のSNSをはるかに上回る。
総務省の調べによると、社会の動きを知るために利用されているメディアは、全世代では「テレビ」が最多だが、30代までの若年層では「インターネット」が顕著に多く、中でもツイッターの活用頻度が高いという。新たな人間関係やネットワークづくりにも役立つことから、全労連は「労働組合の姿を広く伝えることができ、労働組合と多くの人とのつながりをつくり出すことが可能になる」とその効果を指摘している。
初心者のための入門編と、実際の活用例を紹介する実践編で構成。「○○大学で無期転換権が実現しました」など労働者の権利を知らせたり、「有給休暇が取りづらくて困っている」と実態を知らせて共感を広げたりするための発信、集会や行動、署名への参加呼びかけなどを紹介。「#高プロは廃案に」など一つのテーマでキャンペーンを仕掛ける方法も掲載している。
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浦野 (土曜日, 26 1月 2019 07:00)
この本はどこで買えるのですか?
調べてもわからないので教えてください。