国際労働組合総連合(ITUC)は12月7日、組合敵視や最賃違反などを行っている「最悪の経営者(ワーストボス)」賞に、格安航空ライアンエアー社のマイケル・オレアリー最高経営責任者(CEO)を選んだ。
最悪の経営者賞の取り組みは、今回が2回目。12月2日からオランダで開かれていた第4回大会で経営者10人をノミネート、世界の労働者の投票で受賞者を決めた。
ITUCによれば、同社は低賃金を前提としたビジネスモデルを広げた。組合づくりにかかわった労働者を解雇するなど、組合敵視の姿勢も強いという。ヨーロッパの組合は、ひどい扱いに抗議して今年、9回ものストライキを行った。
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