インド政府が狙う労働法大改悪を阻止しようと、労働組合が来年1月5日に大規模なストライキを予定している。国際労働組合総連合(ITUC)のシャラン・バロウ書記長はストに支持を表明している。
改悪案は(1)大量解雇を容易にする(2)団体交渉を制限する(3)中小企業労働者から安全衛生規定などの保護を外す(4)社会保障の民営化に道を開く――という内容。労働者に犠牲を強いることで企業利益を確保するものだと批判されている。
バロウ書記長は、インド政府が最大のナショナルセンターであるインド全国労働組合会議(INTUC、約3500万人)を政労使協議の対象から除外しようとしていることについても、厳しく批判した。
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