10月末に開港予定のイスタンブール新国際空港の建設作業で、過去4年間に37人が死亡。安全な職場環境を求めた労働者約600人を逮捕するなど、エルドアン政権の強権に対し、建設労組が「『われわれの仲間を釈放せよ』と政府に圧力をかけてほしい」と、各国の労組に呼びかけている。
エルドアン政権は、安全規制を無視して空港建設を急いできたという。その結果、37人が死亡し、多数の負傷者が出ている。このため建設労組が安全確保を求めて9月にストライキを行うと、警察は多くの参加者を逮捕。今も建設労組の委員長をはじめ35人が勾留されたままだという。
建設労組は労働運動の支援・交流組織レーバースタートなどを通じて、トルコ政府に抗議メッセージを送ってほしいと訴えている。
コメントをお書きください