ジンバブエ労働組合会議が10月11日、政府の緊縮政策に反対して全国でデモを行った。政府は同労組の会長や書記長をはじめ、デモに参加した組合員数十人を逮捕。国際産別インダストリオールは「政府は組合弾圧をやめ、ただちに釈放すべきだ」と訴えている。
この日、警察はデモ行進を阻止するため、組合事務所を取り囲み、会長らに暴力を振るい、逮捕した。
ジンバブエ政府は経済を立て直すために、痛みを伴う緊縮政策を行うと宣言。しかし、経済は一層低迷し、企業倒産や物価高騰を招いており、労働者の反発が広がっていた。
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